俺にもっと溺れろよ。
少しでも近づきたい















──── もう少しで本格的に夏が始まる6月。




「はい、じゃあ。文化祭でやりたい出し物とか模擬店はありますか〜?できれば、カフェとかそっち系でお願いしたいです」



わたしたちの学校は、6月下旬に文化祭にある。

高校生になって、初めての文化祭。


今は、文化祭に向けて、出し物を決めている最中。



「はい!メイド喫茶とかどう?」


クラスの男子が意見を出す。


......メイド喫茶か、なんだか文化祭っぽい。



「えぇ〜、それって男子が見たいだけじゃん」



......あはは。

女子からは、不評みたい......。

結構、決めるのって大変なんだね。



「じゃあ、男子も女子も両方着られる浴衣にして、浴衣カフェみたいなのはどう?」


風ちゃんがそう意見を挙げる。


クラスのみんなは、「いいね」と意見が一致し、浴衣カフェに決まった。


さすが、風ちゃん。天才だよ。

......わたしが自慢したくなっちゃう親友だよ。


6月に、浴衣とか新鮮で嬉しいな。

もう、今から楽しみでしかない。


「じゃあ、浴衣カフェに決定で!


浴衣は各自で好きなのを用意してください!今からは、メニューとかを決めていきたいと思います」




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