美男子ガイド。
「はあ?」
またも呆れた顔。
「馬鹿じゃねえの?俺らはとっくの昔に別れたんだけど」
「それは知ってるよ!でもちゅーしてたでしょ?二人で帰ってたし」
「二人で帰ったっていうのは本当だけど、キスとかいつした?覚えないから(笑)」
「なんで?」
「なんでってー…、ちょっと相談し合って、駅まで一緒に帰っただけだけど」
「キスは?」
「してねえっつーの」
なんだ……
なんだ……
「わ、なんかほっとしてんじゃん(笑)。もしかして嫉妬した?」
「…っ」
頬が赤くなるのがわかる。
「え……」
奈知まで顔が赤くなる。
「じゃあなんであたしには、…キスしたの……?」
恥ずかしくて泣きそうだけど、聞かずにはいられなかった。