謎すぎる北田くんは幼馴染みを溺愛しています!

玄関のチャイムを押すと、出てきたのは眞子のお母さんの清子さん。

「あら、やだ悠くん!久しぶりに見たらすっかりイケメンになっちゃって!いつ帰国したの?」

「今日帰ってきたところです。眞子居ますか?」

「居るわよ。上がってちょうだい」

これぞ、幼馴染みの特権である。

リビングに通されてすぐパタパタと足音がすると、程なくして俺の愛しの眞子が姿を見せた。

「悠ちゃん?!」

俺を見るなり驚いた顔をする真子に、ニッコリ微笑んで答えた。

「久しぶり、眞子。今日から日本に戻ってきたからよろしくね?」


< 3 / 33 >

この作品をシェア

pagetop