バーバル

べ、別の人って……。



危ないヤツにひっかかったら

どうするんだコイツは。


スタスタ駅の方へ戻っていく彼女。

「私は本気です」

というオーラが

体からムンムン出ている……。




ああ、

なんでこんなのと

関わってしまったんだ。

自分を呪うよ。

心配じゃないか。




「ちょ、ちょっとまって!」









とりあえず、

彼女の話をじっくり聞いてみることにした。
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