ビターなキミと甘い恋を。
────バンバンッッ



滝田くんが愛夢ちゃんの腕を叩く。


『離して!』と言ってるように見える。




そして、やっと滝田くんの口から手を離した愛夢ちゃん。


滝田くんは「ぷはっ」と息を吐いて、深呼吸をした。



滝田くんが心配だけど、愛夢ちゃんが口を塞いだ訳が分からないんだけど・・・・・・。




「ふぅ。じゃあ、李憂が言いかけたこと、忘れてね?」


「う、うん・・・・・・」



思わず頷いたけど・・・・。


まぁいっか。



私たちはまた席に戻り、昼食を再開させた。



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