「もう少しだけ愛させて」
『俺は、前からお前のことが好きだった。

お前が和樹と付き合ってからもずっと。告白できないまま引きずってた。

でもある日、可憐からこくられて、お前を諦めようと、OKしたんだ。


その後もずっとお前と会ってただろ。それで可憐にやめて、って言われた。

でもお前が好きだったから、友達なんだからいいだろ、って言った。

そしたら怒って、「浮気者、浮気してやる」そういわれたんだ。
その後、あのキスの紙が張ってあったんだ。それからずっとはなしてなかったけど。

和樹には、お前と和樹が付き合ってからすぐ「ゆりあとお前、どーいう関係?」って言われたんだ。

俺はその時ゆっちまったんだ。「ゆりあが好きだ」って。

それから1ヶ月位立って、和樹から電話がきた。
「俺はゆりあから身を引く。その代わり、お前は可憐から身を引け」ってな。
俺は反対した。

だって、ゆりあは和樹のことが好きだと思ったから。
あまりにもかわいそうすぎるだろ。だから。
でも和樹は俺の話を聞かないで、勝手に言ってたんだ。

いいづらいけど、和樹は可憐ガ好きだったみたいで。
でも、ゆりあのことも同じくらい好きだったらしい。でも俺がゆりあが好きって言っちまったから……。
和樹は可憐を選んだ。
その後、ゆりあが教室で寝てて、俺んちに来た。

さっきもめてたのは、俺が可憐と別れてなかったら。』
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