信じられない光景
あたしの名前は末田未来(すえだみらい)
訳あって今アイドルと同居しています。。
始まりはあの日…
今日は始業式。学校が早く終わってルンルン気分で家に帰った私。
「たっだいま~!って、あれ…?!」
何故か玄関には男物の靴が4足もある。
「お父さんが帰ってきてるとしても多いよね…?」
謎に包まれながらお母さんのいるリビングへと、足を運んだ。
「あら、おかえり未来!」
「「おかえり~」」
「うん、ただいま!…ってほぇ?!」
目の前の光景にびっくりして変な声が出てしまった…恥ずかしい。
そんな私を見てお母さんはニッコリと笑う。
「お、お、お母さん?」
「なぁに?」
「そ、その人達は…」
私が慌ててそう言うとお母さんが
「あら?嬉しくないの?NEWSの皆さんに会えて」
「いやいや!!どう考えてもありえなくない?!なんでNEWSが家に?!」
私が少し大きめの声を出すと一人の男の人がクスッと笑った。
「未来ちゃんこんばんは!知ってると思うけど僕は手越祐也です!これから、僕達は未来ちゃんと一緒にこの家で生活させてもらうことになったんだ。」
へぇ、そうなんだぁ~って!!
「へっ?あの、何かの間違えですよね?モニタリングですか?」
私は情けない声でそういった。
「未来ちゃん面白いね」
未だに信じられない私を放っておいてNEWSのメンバーは自己紹介を始めた。
「さっきも言ったけど僕は手越祐也。よろしくー」
「そして俺は増田貴久!まっすーって呼んでな」
「…加藤シゲアキ」
「シゲ~wもうちょっとなんか言えよーwあっ、俺は小山慶一郎。好きに呼んでくれていいよ!」
「あ、えっと、よ、よろしくお願いします…」
あ~シゲはやっぱり人見知りなんだ。……って!シゲなんて呼んじゃダメだ……
「よろしく未来ちゃん!シゲは人見知りだけど仲良くしてやって!」
するとようやくお母さんが口を開いた。
「あっ未来!部屋はあなたと向かい側だから案内してあげて?」