だから僕は、笑顔でサヨナラを叫ぼう



『いつまでそうしているつもりだ、優羽』


ライナグルの冷たい声音で、ようやく目を開けた。


後には何も残っていなかった。

あの黒いバケモノも、僕の手に持っていた札も。


上手くいった。


そう気付くと、一気に足の力が抜けて、その場でへたり込んだ。



< 26 / 34 >

この作品をシェア

pagetop