華実ちゃんの最期の願い

いくら考えたって答えは、でない。

さすがに涙も止まってきた。


もう、流石に教室に戻ろうか。

確か5時間目は、自習だったし運が良ければ先生も気づいてないだろうし。

目がじんじん痛む。
喉にたんのようなものがへばりついて声が出しにくい。
頭もガンガンするし。


本当に空き教室でよかった。
人は、いないし誰にも泣いてる姿を見られない。
流石に教室に戻れば泣いてたということは、バレるだろうけどでも……仕方ないか。


はぁ、散々だ。
元はと言えば…
「……照屋 遥のせい。」


では、ないか。
流石に理不尽……
誰もいなくてよかった。











「あぁ!?今なんった??」
誰もいないはずの教室の教卓が音をたてて倒れ、
中から2人の男が出てきた。


見覚えのある顔と綺麗な歪んだ顔が。



「照屋………遥っ!?」
< 11 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop