好きじゃないけど愛してる。

DOKI DOKI

「おはよッ」
勇輝が席に座った。
昨日あやめチャンとお姉ちゃん
にあんな事言われたから、
勇輝の事意識しちゃぅじゃん。
「おぃ、しかと~?」
「あっおはよ!!」
「大丈夫かよ~」
頭をポンッとされた。
「だっ大丈夫だし!!」
「そうか?顔赤いぞ?」
勇輝が由希の顔を覗きこんできた。
ガタッ
「おはよ!」
友里がきた。
「ぉ~おはよ!」
「友里おはよ~」

何分かして、
あやめチャンも来た。
「ぇへへッ
今日ね、岡本と靴箱から一緒に来たんだ」
「まじー!よかったやんー」
「そうそう!
あれが岡本!!」
あやめチャンが窓側で話してる男子の方を指さした。
「どれ~?」
「ん~・・あの、今けんチャン叩いた人!」
「あっわかった!!」
けんチャンゎ、
クラスのムードメーカで。
ちょっと小さいけど、すごくみんなと笑ってる人。
けんチャンも野球部だ。
「ね~・・カッコイイよね~!!」
「ぅん・・・、」
けんチャンを見たら、
ちょうど目が合った。
すぐ、目を逸らしてたけど
けんチャンが照れてた気がするけど・・・。
気のせいかな?
「由希ー!!ちょっと来て。」
勇輝からの呼び出し、
「はぃはぃ。」
「あのさ、今日から仮入部じゃん!
 由希ゎ、陸上部行くだろ?」
「ぅん。」
「一緒に行かない?」
勇輝が下を向いて、
恥ずかしそうに言った。
「あれっ?!
何で下向いてるの~?!」
「なんでもねぇよ!」
「そんな怒んないでょー!」
「怒ってもねぇよ、」
ガララッ
先生きたし・・・

勇輝意味わかんない!!!

 


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