恋はデジャヴ〜鈍感少女の全力疾走日記〜


「じゃあ1人ずつ吹こうか」

ええー!まじか、、大丈夫かな、、

一気に不安になる。

どうしよう、

大丈夫、さっき合わせたときは合ってたから。


「次山本さん」

「はい!」

先生がキーボードを鳴らして
その音にあわせて、

たっぷり息を吐いて吸って!

お腹を使って楽器に息を入れた。

先生が中々オッケーを出さない

ずっと先生は首を横に振っている

「うーん、、、じゃあ次河村さん」


まじか、、、

今まで音程はバッチリで

誰が音外してるかも分かってるつもりだった。




遅刻してこれは、最悪だ。。



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