青の瞳に映るのはーー
ーーーーーー

「どこ行く?ゲーセンでも行くか?」

真也と、近くのゲーセンに来ていた。

「きゃん、かっこいくない?
お兄さん達~、遊ばない?」

逆ナンかよ。

こっちはそんなつもりないのに、派手な金髪二人組が、猫撫で声を出す。

「本当、かっこいい。ってか雷龍じゃない?
マジ本物だぁ~‼」

はしゃぐ女二人組。

俺の苦手なタイプだ。

真也は、上手なのかただニコニコしてるだけ。

「ごめんな、今日は俺らのらなくてまたね」


いつもノラないだろうーー言わないけど。

真也だってこう言うタイプ嫌いな筈。
愛想笑いとか、俺には無理だね。

「えー、残念。
分かったよ、じゃあメルアド………「うざいんだけど、早くどっか行けよ」


今の誰の声?

女達、ビックリしてるし……
その筈。
今、出した声は間違いなく真也の声だった。

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