青の瞳に映るのはーー

仲直りのキス。

*美心side*


「それは、、私が不安になったから」


「不安??」


そう、不安。

あの後私は、教室を飛び出した。
それを追いかけるように翼くんが、来た。














「待てよ、一人で出歩くな‼
雷龍の姫って自覚持てよ‼」



翼くんは、そう私に叱った。

雷龍の姫ーー。

そう、私は雷龍の姫だ。



「雷龍の姫だから、青くんは守ってくれる。
私が、関係なかったら関わりなかった。

私は、青くんに嫌われちゃったかな?」


そう、私が泣いたからーーー。

「じゃあさあ、試してみる?
目黒が、美心を嫌いじゃないか試す方法あるんだけどーー」


試す方法?


私は首を傾げた。

「じゃあ、避けるなよ」

そう言い翼くんが、近づいた。


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