青の瞳に映るのはーー
「か、香織ちゃん!!」

「青?」


俺が叫んだ時、雷が俺を呼んだ。

「あれ?
目黒くん?」

やっぱり、君が、居た。

間違いじゃない、君が、居た。

車イスの少女は、笑っていた。


「どうしたの?なんで、車イス?」

心配で、心配で………
君のこと俺は、何も知らないから。

「うん、目黒くん………………私。










恋したいし、いつか結婚して赤ちゃんも産みたい。
だけどーーーーー











無理みたい。





目黒くん………………私ーーー












目黒くんが好きっ…………」












……………広がる想いーー。

俺は、泣いてる香織ちゃんを車イスごと、抱き締めた。

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