キミに好きって言えなくて。




なんでここに座ってくれたんだろう。


私、嬉しすぎて変な顔してないかな?
顔赤くなってないかな?!


なんて心配してると、




「おいおいおい!

奏汰の次は千景か〜!?陽葵もモテモテだなぁ」



と次にノコノコ乗ってきた賢也に茶化された。



「だーかーら。賢也、うるさい」



と後ろから頭をパチンと叩きながら乗る希は私の方を向いてニコリと笑った



「いや、だってさ、わざわざ陽葵の隣座ってっから、そーゆうことなのかと思うじゃん?」




と後ろの席で騒ぐ賢也。




そーだよね…。


これって期待してもいいってこと…?
だけど、綾瀬は大切な子がいるんだよね…?



今、綾瀬がどんな顔をしてるのかも見えないし、綾瀬の気持ちが全然分からない。



色んな考えが私の頭を右往左往していると、



「帰る方向的に考えて、こっちの方がスムーズじゃん」



と後ろ向いて綾瀬が言った





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