いつか君の笑顔が戻りますように
デート当日
お母さんに起こされて
時計を見て
急いで支度をした。
メール見るとうちを出たよ!っつ入ってた。
こっから40分くらいかかるだろうから急いで支度しなきゃ。

お母さんにはこの前話した。
お父さんにはお母さんから伝えてくれた。

彼氏が出来たことを。

着くよ!
のメールで
いってきまーす!ってうちを出た。

待ち合わせ場所はうちからすぐで
そこには
もぉ聖君はいた。

「よっ!」

「ごめんね?遅くなって」
と言うと
今来たから!って久々にあの笑顔が見れた。

車に乗ると
「ちょっと行きたいとこあるんだけど

と、ついて行く。
デパートに入ると
何かを探してる。
「何探してんの!?」
と、聞いても教えてくれない。

あった!と、あたしが見たところは
アクセサリーショップ。

「なんか買うの!?」
って聞くと
ニコッと微笑むだけ。
あたしは綺麗なネックレスやピアス、指輪を見てこんなん買えないやって思いながら
ニコニコの笑顔であたしに近づいてくる聖君に

「欲しいの見つかった!?」
って聞いた。

「見つかったけど1週間後に取りに来なきゃ行けないからまた来週こよ!?」
と、言われ
そっからまたゲーセン行ったりプリクラ撮ったり
色々2人で買い物したりしてた。
日が暮れて
辺りが暗くなってきた。


「お腹空いた」
聖君は
ハンバーグ食べたい!って子供みたいに嬉しそうに言った。

注文して
ハンバーグ食べながら
聖君はあたしに話してきた。
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