【修正中】狼彼氏と子羊彼女



「んんーー!!!」



おはようございます



どうやら私は眠っていたようですが…


くらっ!!!
そう…だ
馨と一緒に暗い個室の中にいたんだ


「かっ馨??」


馨の名前を呼んでも返事は返ってこない

それと同時にスヤスヤと眠る馨の顔が見えた
私は目を釘付けにする…


「馨…?」


眠ってればこんなに綺麗な顔してるのに…


整った眉に
金髪のサラサラした髪
目は二重で
鼻は高くて…


あんなことがなければ
絶対に近づかないし近づけない人だった


出会いは最悪…


まるで飢えている狼のように私を欲してきて
なにかとあればキスするし

なにかと勝手なことはするけど…



なぜか愛おしく感じてしまうのはなんで?



気付いてる…けど
気付きたくないとおもってる自分がいる


私は初めて自分から
馨にキスをした


「ん…」


起きるか不安だった
だけど私は初めて馨が欲しいと思った


「もも…か??」

「かっ馨!!??おっおはよう!」


「あぁ…ファァー」


大きなアクビ
それと同時に…



------ピピーーーー!!!



「終わりの合図だな」


離れたくないけど…
終わりの時は来てしまったのだった




< 38 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop