【修正中】狼彼氏と子羊彼女

終了の鐘





"ピピ---------!!"



「行くか?」


「うん…」


私はダイヤの原石を持ち
個室を後にする



寂しい



私はとっさにそう思った




「あっダイヤの原石俺にちょうだい♪」


「…はぁ??」


有無を言わずに原石は馨の手に渡り…


「ちょっちょっと!!!」


「いいじゃん〜俺らカレカノだろ??」


「いつもそれじゃん!!」


きっとカッコいいなんて錯覚だ
瞬時に私はそう思った


私たちが歩いていると
遠くからは放送の声が…



「さぁ…長い時間お疲れ様でした!!では!ダイヤの原石を最初に持っていた赤井桃花さん!ステージへ」


しょうがない


私も女だ!!
覚悟を決めよう…


どうせキスなんて
一瞬でどうせ馨だし…



「じゃあ私行くね」


「あぁ」


「きましたね!!では今原石を持っている方
前へどうぞ」




「おぉーー!!桃花さんの彼氏
馨さんの登場です!」


会場からはブーイングの嵐
そんなに馨嫌われてんのかな??


「じゃあ勝利のキスをお願いします!!!」


「ねぇ…本当にするの?」


「あんまいつもとかわんねーだろ?」


馨はそういおうと私の顎を持ち軽いキスをした



なぜか物足りないと思ってしまう私がいた




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