【修正中】狼彼氏と子羊彼女


道路に横たわる馨
血が流れ出てきて…
私は絶叫する


「嫌だ!馨----!!馨!!」


周囲にいた人もザワザワし始める

運転手は携帯を取り出し
病院へ連絡しているようだった


私のせいだ!

ネックレスを取りになんて入ったから…
馨を迎えに行ったから…


馨…
嫌だよ

馨…死なないでよ…

ゆっくり馨に触れると掌についた真っ赤な血に目眩がして
私はそのまま…気を失った





―――――――――――――――




何時間経っただろう…

私は
病院のベットで横になって寝ていた

そばには
看護士さんがいた


「あらっ。目が覚めたのね」

「あの…馨!!蓮杖は!?」


「彼氏さん?意識はまだ取り戻してないけど命に別状はないわよ」


「…よかったぁ…よかった」


涙が勢いよくあふれ出る


「あの…馨のお母さんは?」


「廊下で待っているそうよ。行ってみる?」


「…はい」


会うのは怖い
馨をこんな目にあわせたのは私だから…



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