【修正中】狼彼氏と子羊彼女


時間が止まったかのように思えた


確かに馨はここにいて


いつも握ってくれていた
大きい手も


いつもそばにいてくれると感じる温かさも

こんなに伝わってくるのに…


確かに馨は…涙を拭いてくれたのに…


「かお…る…?」


私は馨に問いかける



ねぇ…

馨は私を”忘れる”なんてことないよね…?


冷たい空気が放たれる中馨は冷たく残酷な言葉を言いはなった




「お前…誰…?」




体の中の
熱が一瞬にして奪われた

愛梨さんが
いったことは本当だったんだ




"馨…一部の記憶障害だそうよ"



馨は私の記憶を失った


最初の不可解な出会いも
想いが通じ合った瞬間も
恋華が来たことも

あんなに笑いあったことも…


あんなに愛し合ったことも…


「馨…冗談だよね…?嘘だよね…そう。どうせ笑って冗談っていうんだよね??ねぇ…かおる------!!」




< 84 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop