俺様王子が恋をした
「ごめんなさ」

い、まで言おうとしたのに
私の言葉は何故かその場に増えた複数の
男の子たちによってかき消された。

なになに!?
野次馬!?


「待って!俺もずっと西村さんのこと
 気になってて!」

「俺も!」

と、次々と気持ちを言葉にされた。


な、なにこれぇぇ

だめだ、とにかく逃げなきゃ・・・。
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