俺様王子が恋をした
コスプレなんて
絶対無理…

そう思ったのは
私だけらしく
無駄に団結力のある
このクラスは盛り上がりが増している。

ということは
自動的に諦めるしかなく
落ち込みながら準備をしているところ。

「ちょっと!いつまで落ち込んでるの!」

パンっと背中を叩いたのは
ゆずちゃん。

「だって…」

「ほら、次私たちが衣装合わせの番だよ!」

そう言って引っ張られて
被服室へ連れて来られた。
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