Sweet Healing~真摯な上司の、その唇に癒されて~

 
 「おつかれさま~」
 
 「美香さん、お疲れ様です。」

 「千紗ちゃん、じゃあ行こうか。」

 今日は美香二人で忘年会をする約束をしていた。

 二人とも少し残業をしたけれど、予約の時間までには余裕を持って図書館を出ることが出来た。

 予約をしている小料理屋までは、徒歩5分。
 こじんまりとしたお店を夫婦二人でやっていて、アットホームな雰囲気で居心地が良い。お料理が美味しい上に珍しい日本酒やワインを置いていて、足繁く通いたくなるお気に入りのお店だ。
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