俺たちは夜に舞う蝶らしい



『ボスは相変わらずキザですね。』


「そうかー?
お前も俺くらいになればそう思う日が来るさ。」


『それはおっさんになったらってことですか?』


「しばくぞ。」


『俺からしたらボスはおじさんですもん。』


「お前なぁ‥‥。」



ボスの希望に答えを返さなかったのは、色々と覚悟がなかったからなのか‥‥

俺自身に整理ができていないからなのか。

蘭音を信じ切れる自信がなかったからなのか。








すべてのことに後悔するまで
残り‥‥‥‥‥‥‥‥








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