*If*…もし貴方と出逢わなければ…
▽突撃
華蓮side



もうあれから何日過ぎたのか分からない。



毎日毎日あの男がやって来ては犯され…。



外にも出れなくなった。



私は、体も精神的にももうボロボロだった。



そんなある日。



ガヤガヤと何時もは静かな屋敷がいつになく騒がしい。



「……ん……か…ん」



とても懐かしい声が聞こえたような気がした



バンッと音を立ていきなり私がいる部屋のドアが開いた。



そこには私が会いたいと思い焦がれていた顔ぶれ。



そしてその後ろから忍び寄る黒い影



『蓮っ!逃げてっっ!!』



………奴は拳銃を蓮に向けていた。蓮は気づいていない。


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