サッカーの王子様

私は恥ずかしくて

ベッドの布団を

ギュッと掴んで

『あの、もしかして、星村君が私をここまで運んでくれたんですか?』

と真っ赤な顔を見られたくなくて

俯きながら言った。

「星村君!? あ~!翼のことか!!
そや!!アイツがここまで運んでくれたんや!
でも、空。
急にどうしてん?
星村君なんて…えらい他人行儀やなぁ~。
翼かて、月岡さんて呼ぶし…。
どないしてん?
お前たち!」

と真面目な顔で聞いてきた。

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