* Time of princess *
「巴琉(はる)、ちょっと来て。」


あ、昨日の熊?!


「今日から巴琉、藤堂さんの指導よろしく。」


「えっと、藤堂です。よろしくお願いします。」


「俺は巴琉よろしく。6時になったら食堂前に来い。遅れんなよ!」


「もう、巴琉は…。ごめんなさいね、あの子ちょっとあんな感じなんだけど、本当はいい子なのよ。仕事はキッチリする子だから大丈夫よ。」


都さん…私は不安だけが先行してるのですが…。千里さんが言ってた助手=巴琉というリアルが これからの旅館の仕事が大丈夫?って本気で思った。


私の戦争のような1日が始まるのであった。



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