MAN of DESTINY王太子の執拗な求愛

そうそう話の続きです。


お父上は頭のよい方で子爵ながらも政治力を持ち頑張られていました。

ルチアマンダ国の王太子殿下が、あなたを見初め2人は恋仲になられました。

しかし彼には魔女リザが惚れ込みあなたを除外にかかりました。

国中に争いを起こしシャロンの、お父上も母君も亡くなられました。姉上様達は、ご結婚されて、おられましたから、被害はまぬがれておられます。

魔女リザは、国を潰すか結婚するかで彼に迫り、仕方なく
リザの条件をのみ、あなたと別れました。

国は豊かになりました。

しかしあなたを無くした彼は耐えられず
自害されました。

あなたはそれを知り、彼と一緒になりたいと神に祈りました。

神は三百年と言う年月を提案しました。
あなたはそれを受け入れ今日に至ります。」

「なぜ三百年ですか?」

「リザの魔法が切れる時期なのです。」

「神様は魔女を罰そうとされないんで
すか?」
少しムカついた美桜は声を強くして
聞いた。

「リザは神の孑ではありません。
よその家の孑を、
躾られないのと一緒です。
しかしこの三百年で、
リザは悪業を重ね
神も守りに入られます。」

「いいですか?
よく聞いてくださいね!

虹降り立ちたところ娘あり。
月の乙女と名乗る娘我が娘なり。
国を納め地を潤す
その娘無垢な故に手に入れるがため戦あり己の夫は太陽にあり。
大地をつかさどる男
間違ってはならない。」

「あなたの周りで、
あなたを欲しがる人が増えていきます。
犯罪の裏に女あり。
意味は全然違いますが、
あなたがいるだけで、争いが起こります。

内乱が起き、外では争いが起きます。

あなたが魅力的だからです。
自覚無いでしょう!?」

「…ありません。ってかあり得ません。
ガラシアンには可愛い子沢山居ますよ。」

「あなた程の人は居ないと
思う男がいると言
 うことです。!!」

「は…ああ…ですか。
蓼食う虫も好き好き。 
ですね。
 ちっこ、うれしいかもテへ。」

「まあそんなとこです。」

「早くここから出たがいいです。
あなたの大切な
人達に迷惑がかからぬうちに。
虹の柱をリザが見ています。
もう探しにかかっているでしょう。」

「なぜ魔女が?
私を探す必要があるんです?
私がシャロンとゆう証は、
無いですよ。」

「あ、の、で、す、ね。」蛇氏はいう。

「…はい。?」

「10年前、ザブラルブルグ国
レイモンド殿下の元に
太陽の指輪が帰りました。」

「で!!あなたが何と言おうが指輪は
 あなたのゆびにあります。
神様が間違えますか?」



   「あ...ね。」
       はい‥。


確かに蛇氏のあ言うとおり、
指輪は美桜の左手薬指の、
ホネにしっかりとはまっている

「指輪を持つものを、探し殺します。
 あなたが危ない。
美桜が誰か分からなくても
時間の問題なのです。」












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