MAN of DESTINY王太子の執拗な求愛
🐝




テンション低めに呟いたのに、
殿下と呼ばれる、彼は目を
むいて驚いていた。


「野宿って・・・」


「テリー悪いけど、
別荘まで載せてくれない か?
彼女も一緒に。」

は?美桜はあわてて右手を横に振る

「イヤイヤ無理ですってば。
 今会ったばかりで、‥」
美桜は本当にいいですから、を強調した。




「お嬢さん、じゃあうちに来るかね、女房と二人暮らしで
寂しいもんだがあ。
 今からじゃ暗くなるよ。」

テリーと呼ばれる、
カールオジサンは

人の良さがにじみ出ていて
名瀬か分からないが疲れきった美桜に安心感を与えた。



彼の温厚そうな性格とトラクターに積まれた山積みの野菜に警戒心もなくなった
せっかくのご厚意だから有り難くお世話になろう。

「お世話になります。」



ペコリと頭を下げているて、
「殿下を屋敷まで送るから」
とトラクターのあいてる場所に二人載せてくれた。


「殿下さん。確かお車があるんじゃ‥?」


美桜のツッコミに殿下さんは
美桜を見下ろし
ス*ホを取り出すと
テリーと帰ると連絡を入れた。
「もう車はなくなった」
彼はアハハと笑った。


名瀬か‥
「テリー俺も晩飯ゴチ、でいい?」

とか言い出してカールおじさんは
ハアツハッハと豪快に笑い、

「いいですとも
ハンナも喜びますがー。」
 と上機嫌だった。




テリーさんは、
ふくよかなお相撲さん体型で、
対してハンナさんは、
某テレビアニメに出てくる、
お魚くわえたから始まる歌詞の
主人公に性格も顔もよく似ていた。


ハンナさんに夕食のお手伝いを
申しでると、

「じゃあお願いね!」

と言われ2人直ぐ打ち解けて、
楽しい時間が流れた。

所変われば品変わるの言葉通り、 
パンも香ばしさや香りも違う、
美味しさはそれぞれ

「美味しい。」

それにお肉も囲炉裏みたいな所で
煙突もあり家の中で焼いた。



名前はなあに、と聞かれて、とっさに、シャロンと答えた。


殿下さんは本当に、マスカリッチ国の王太子殿下らしかった。

名前は、アルベルト、クロスリー
(行くとこ、行くとこなぜ、殿下ばかりいるんや
ねん。)

「あのぉ、わたし婚約者に、浮気されて、
ある国を出てきたのです。
ですから、私、あのですね、つまり!]

「自分に惚れないでって
 いいたい訳よね。アハハ」

ハンナさんは、言いにくい台詞をズバリと吐いた。


「大丈夫と思いますけど一応、
 私かなりヤバいんです。
 魔性の女なんで‥」



ハンナさんもテリーさんも大笑いした。


「魔性の女?随分可愛らしいもんだ、キヤハハハハ」


それを聞いたシャロンは、
明日ハンナさんには全部話そう。
そして助けて貰おう。


そう思ったら食欲全開になった。
いただきまーす。

「おかわり、おかわり、
 おかわりくださーい。」

「随分食いしん坊な魔性の女だな。」
アルベルトもクスクス笑い出した。

テリーさんの家は独特な、
味があり家の中にはポプリが沢山合った。


美桜は、寝るのは、
リビングでいいと言ったが
二階の部屋が開いてるからと、
使わせてくれた。

何でも嫁入りした娘さんの部屋らしかった。

次の日ハンナさんに、
異世界から来たこと、
実は月の乙女であること、

最初ブランズバルト国、王太子、
クロードに気に入られたこと。

で、婚約者ソフィさんがいたので
其処をでたこと。

ザブラルブルグ国王太子レイモンドと結婚の約束をしていながら、
ルチアマンダ国王女エミリアと
浮気されたこと。




さくらんぼが食べたくて、
木の持ち主を待っていたら、
アルベルトと知り合ってテリーさんにお世話になってること、全部話した。
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