Chinese lantern
後書き~という名のウラバナシ&ネタバラシ~
 これは一体何から思いついた話だろうか。
 ほおずきの別名が『かがち』で、蛇の異称でもある、というところから考えたんだと思う。
 さらにほおずきは死者を導く灯り、というのも合わせて、今回のような蛇神様の話になりました。

 そういや何か最近蛇をよく見る。
 最近つーか、ちょっと前だけど。

 短期間で二匹だか三匹だか見たよ。
 通勤路で。

 左近は昆虫(虫全般というか)は嫌いだけど、爬虫類は結構好きだったり。
 といっても触れるとか、そういうのは無理かもだけど。

 トカゲとか、顔は可愛いと思うのですよ。
 動きはキモイかもですが。

 いやでも大きさにもよるかな……。
 アナコンダとかは可愛くないわな( ̄▽ ̄)。

 で、ほおずきの英名が題名になってるわけですけども、そこにタイムリーに話題を提供していただいた『白い曼珠沙華』というのを足しました。
 曼珠沙華ってエッセイでも書いたけど、何か禍々しいじゃないですか。
 花のわりには不気味ですよね。

 でもそんな曼珠沙華にも真っ白いものがあるようで、気になって調べてみたんですよ。
 したらまぁこれが今回の話にぴったりではないかと。

 花言葉がね、『また会う日を楽しみに』なんですよ。
 それを素直に受け取らない辺りが左近なんですけども。

 いや素直に受け止めてますよ。
 そのまま使ってますよ。
 ただ叶わないってだけで( ̄▽ ̄)。

 左近は何だかこういう、そのまま使えばハッピーであろう言葉に悲しい響きを付け加えるという傾向があります。
 輝血とソラは、夢の中でしか会えないですから。

 ロミジュリ的な話だけど、ロミジュリよりも悲惨ですよ。
 来世もないわけですからね。
 未来永劫結ばれることはないのです。

 ……恋愛小説サイトで、何つー話書くんだかな、左近は。
 そんなお話に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


2018/09/22 藤堂 左近
< 29 / 29 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:6

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

あやかしあやなし

総文字数/68,235

歴史・時代102ページ

表紙を見る
小咄

総文字数/803,831

その他497ページ

表紙を見る
創作に関するあれやこれや

総文字数/50,811

実用・エッセイ(その他)67ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop