幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。
「じゃあね、千愛。
あ、そこに置いてあるのおみやげね」

「あ、ありがとう」

そう言うと、

あいは可愛らしく手を振って去って行った。

ドキン……ドキン……ドキン……

未だに鼓動がおさまらない。

さっき見せた微笑みと、切ない声。

そして、意識してしまった“男の子”のあい……

その日はなぜか、

ずっとあいのことを考えてしまって

ドキドキしたままだった。


< 88 / 416 >

この作品をシェア

pagetop