恋人未満のこじらせ愛
そして昼休憩も終わろうという頃、自分のデスクに戻ってきた。
ほとんど部のみんなは仕事に戻っているようだ。

六島さんはウキウキで卓上カレンダーに『PM7:30合コン!』なんて書き込んでいる。


「合コン……また行くんですね?」
ぼそっと呟くように石見君が突っ込んでいる。

「またって失礼な!先月一回だけだし!」
キッッと石見君を睨んで、またカレンダーに視線を戻す六島さん。

「ねぇ菅原ちゃん、歴代彼氏って年上?年下?」

「……同級生と年上かな?」

「年下ヤダ?」

「別にこだわんないよ」

「そっか。じゃぁいっか」

その会話を横目に「何で菅原さん……?」と石見君が入ってくる。

「金曜日、菅原ちゃんも一緒に行くから!」

「え………行くんですか?」

「ん?だって誘われたし…」


そんなに意外なのか、石見君。
そこまで驚かれるのは…何か複雑である。


昼休憩終了まであと五分。
ふと自分のタンブラーのお茶が無いことに気付く。

あと五分、大丈夫間に合う。
私は慌てて給湯室へと向かうかった。
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