私、花嫁にはなれませんっ!
静かな朝の時間。
私だけは例え大変だろうと変わらないでいよう!!

食べ終わったお皿は台所に持っていき、出ていくまでの間、身だしなみを整える。歯磨きをしながら今日の髪型について悩んでいると、家のインターホンがなった。


「え、この時間に!?」

何の用だろう…?

「はーーい!ちょっと待ってくださーい!」

いつでも出ていけるように鞄を玄関におき、扉を開ける。

『おはようごさまいます、真鍋 美紅様。お迎えに向かいました』



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