親友のカラダ
逃げ隠れ消え行く
麗央…麗央…

まって…


まってよ麗央!!


麗央の残像だけアタシのまぶた裏に上映される


繰り返し繰り返し


スライドしてく


麗央の後ろ姿

脳に響く麗央の声


アタシはデリヘルの店を辞めた。

訳は瞳にバレてた事と、風俗関係の仕事をしてるバンギャ達にもバレたから……


行く当ても無く次はソープと会員制交際クラブに登録した


交際クラブで知り合った何とかって会社の代表にマンションをもらった。

妻子持ちだから気持ちが楽だった


ソープで稼いだ金をアタシは…ある人の為に使おう。と思った…

何でかな


分かってるのにさ…


最低最悪


どこまでも腐って行く

どこまでも堕ちていく

底はどこ?

早く自分が破壊される位

壊れれば良いのに
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