親友のカラダ
「話しって何?」


ルキはパソコンから離れ煙草に火を着けた。


「お前最近おかしい」


ルキは目を合わせてくれない…


「瞳は俺が好きなんじゃないの?」

煙を吐き出しながらめんどくさそうにルキは言った。


「…何で?」


剣の事だ…と何となく分かった。


「瞳は…俺の何?」


セフレ?

彼女?

客?

都合の良い女??


その質問に頭が急にぐちゃぐちゃ変に回転をして熱くなった。

わからない…


「わかんない…」


これが素直なアタシの答え。


「そぉ。」

ルキはまた冷たく言った。


ルキだって実際どーなのか解ってないはず。


アタシはそぉ勝手に解釈し、またルキに抱かれた。目を瞑ると剣の顔が瞼の裏に映る…



この日のルキはいつもと違ってアタシを玩具みたいに扱った。
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