俺が好きって認めれば?【完】
「あーっ、今日楽しかったな~!」





チーム戦が終わった後も、何回かゲームをし、みんなで最後まで楽しくボーリングをやった。





遊君は面白いこと言うし、美冬と久しぶりに遊べて嬉しかったし。





それに、今日の恭哉君はボーリングを教えてくれたり、いつもよりほんの少し優しかったし?





いい1日だった!


こんなにも笑ったのって久しぶりかも!





「恭哉君はみんなで遊んでみてどうだった?」


「ん~」





隣を歩く恭哉君を、楽しそうな顔つきで見上げる。





「恵那の下手っぷりには楽しませてもらえたぜ?」





と、ケラケラと笑っていた。





ほんっと素直じゃないよね!


楽しかったなら、素直にそう言えばいいのに。
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