凛々しく、可憐な許婚
「今日はよろしくお願いします」
中学校側の幹事である迫先生(35)♂と原先生(29)♀ を加えて、4人の幹事が会場の司会席周辺に集まっている。
緋色と濃紺の袴に身を包み、耳の高さでストレートの髪を結わえ、極上の笑顔を称える咲夜。
給仕するスタッフも思わず手を止めて咲夜に見いっている。
「司会は光浦先生でよろしいですか?僕と迫先生、原先生でフォローしていきます」
「私ではなくて原先生お願いできませんか?」
上目使いに見上げてくる咲夜の可愛さに一瞬頷きそうになるが、
「いえいえ、是非光浦先生にお願い致します。男女問わず人気が高いからお顔を拝めるだけでもみんな喜ぶと思います」
と、原は首をふった。
29歳の原は、サバサバした性格でショートカットの女性体育教師。何を隠そう、原も咲夜のファンだ。
2年前、横浜校からこのはな学園中等部に異動してきた原は、校舎がわからずに迷っていたところを咲夜に案内してもらってからの顔見知りだ
『何かお困りですか?』
ただのパンツスーツなのに、ファッション誌から飛び出してきたかのような抜群の容姿。一見冷たく見られがちだが、中身は清廉潔白。
咲夜は女性教師の間では密かに"サムライ姫"と呼ばれている。
「はぁ、咲夜姫、今日の袴姿も素敵ね」
スリスリと体を擦り寄せてくる原に苦笑する咲夜。
「原先生のスーツも素敵ですよ」
原はSPのような黒いパンツスーツを身に付けており、咲夜と並ぶと"姫と用心棒"のようにも見える。
「おい、深瀬。私と姫のツーショット撮って」
原にとって同じ体育教師の深瀬は子分。
「はいはい」
すかさず写りこもうとする迫に
「迫先生、私と姫の邪魔しないで」
原が抵抗を示す。
「いいじゃないかー。俺も混ぜてー」
"気を遣わなくてよい幹事で良かった"
と心からの笑顔を見せる咲夜に、その場にいた全員が魂を抜かれていた。
中学校側の幹事である迫先生(35)♂と原先生(29)♀ を加えて、4人の幹事が会場の司会席周辺に集まっている。
緋色と濃紺の袴に身を包み、耳の高さでストレートの髪を結わえ、極上の笑顔を称える咲夜。
給仕するスタッフも思わず手を止めて咲夜に見いっている。
「司会は光浦先生でよろしいですか?僕と迫先生、原先生でフォローしていきます」
「私ではなくて原先生お願いできませんか?」
上目使いに見上げてくる咲夜の可愛さに一瞬頷きそうになるが、
「いえいえ、是非光浦先生にお願い致します。男女問わず人気が高いからお顔を拝めるだけでもみんな喜ぶと思います」
と、原は首をふった。
29歳の原は、サバサバした性格でショートカットの女性体育教師。何を隠そう、原も咲夜のファンだ。
2年前、横浜校からこのはな学園中等部に異動してきた原は、校舎がわからずに迷っていたところを咲夜に案内してもらってからの顔見知りだ
『何かお困りですか?』
ただのパンツスーツなのに、ファッション誌から飛び出してきたかのような抜群の容姿。一見冷たく見られがちだが、中身は清廉潔白。
咲夜は女性教師の間では密かに"サムライ姫"と呼ばれている。
「はぁ、咲夜姫、今日の袴姿も素敵ね」
スリスリと体を擦り寄せてくる原に苦笑する咲夜。
「原先生のスーツも素敵ですよ」
原はSPのような黒いパンツスーツを身に付けており、咲夜と並ぶと"姫と用心棒"のようにも見える。
「おい、深瀬。私と姫のツーショット撮って」
原にとって同じ体育教師の深瀬は子分。
「はいはい」
すかさず写りこもうとする迫に
「迫先生、私と姫の邪魔しないで」
原が抵抗を示す。
「いいじゃないかー。俺も混ぜてー」
"気を遣わなくてよい幹事で良かった"
と心からの笑顔を見せる咲夜に、その場にいた全員が魂を抜かれていた。