暴走族の総長と病気の私
~天side~
菜々が倒れた…
そういえば朝もなんか変だったよな?
調子悪かったのか…保健室に連れてくか…





ガララ…
天「失礼しまーす…せんせー?いるー?」

澪「はいはーい…って天くん?どうしたの…って!菜々ちゃん!?どうしたの!?」

天「こいつ教室で倒れたんすよ」

澪「そこのベッドに寝かせて!菜々ちゃーん?大丈夫かなー?分かるー?」

先生…なんでそんな焦ってる?
心配になる…

天「どうかしたんすか?」

澪「ちょっと連絡入れてくるね」

天「あ、はい…」

おい…菜々?大丈夫かよ…?

………
澪「天くん!ごめんね!もう大丈夫だから教室戻っていいわよ。」

天「あ、はい。分かりました。よろしくお願いします。」

先生なんの連絡を入れたんだ?
それにあの焦り方…普通じゃないだろ?


菜々…お前は何を抱えてる?
そして何を隠してる?
俺らを頼ってくれよ……
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