SOG&MJK☆〈完〉
Good?Bad?
―――そんなこんなで着いた学校。
「わあっ 超きれいー」
思わず口をポカーンと開けてしまった。
お金持ち学校と言っても過言ではない。
あたしは早速クラス掲示板を見に行った。
「ええっと、あたしの名前は…あ、あった!」
C組…か。
友達できるかな。
掲示板の前でボーっとしてたら
「あ、あのさっ!」
後ろからそんな声がした。
振り返ってみたら
あたしと同じくらいの背で茶髪の女の子が立っていた。
「え?何??」
「C組の子?」
「うん、そうだけど」
「ほんとっ?じゃあ友達にならない?」
「…っへ!?」
と、と、友達??
でもビックリしながらもちょっと嬉しかったり♪
話しかけられるなんてあたしツイてるじゃーん♪
「あ…駄目だった?」
「ううん、あたしなんかで良ければっ」
「やった!あたしは原本 來名(はらもと ゆきな)。
よろしくねー」
「あ、あたしは藤沢 眸!」
「じゃあ、眸って呼ぶわ。あたしのことは來名で♪」
「うん!」
やった♪何か友達もできたし行ける行ける♪
「じゃ、クラスいこっか」
「だねー」
そう言ってあたし達はクラスへと向かったんだ。