SOG&MJK☆〈完〉

「え?眸、どうしたの?」

「え!?あ、いやなんでもない!」

駄目!あたしはMJKにはならないの!

「でもさ、どこの中学かは知らないけど
 MJCって呼ばれてた女の子もいたらしいね?」

「…え!?!?」

ちょっとー!それ絶対あたしじゃん!!

言うべきか…言わないべきか…


「もしかしてさ…」

「…は?」

「MJCって…眸?」

「…ち、ちょ、!ちちち、違うに決まってんじゃん!」

ヤバい!超噛みまくってる!絶対ばれる!

「ふーん?違うんだ?」

何故かニヤッと笑った來名。

おーい。これ絶対ばれてるよね?

てか、來名も結構Sなんだな…

「眸ー?」

「あーもう!あたしですよっ!」

観念したあたしは怒鳴って認めた。

「…ぷぷ」

笑ったな。來名さん…

「やっぱそうだったんだ♪
 何となくそうかなーって思ってた」

このやろー!何ですぐにばれるんだ!

「まあまあ、大丈夫だって。
 でもさ、絶対眸、SOGに惚れるよ?」


………はい?

今、何と??

『絶対眸、SOGに惚れるよ?』

惚れるよ?…SOGに…

SOGに、惚れる…
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