私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
第1章 運命それとも?

第1節 いけてない男

「ああ……もうこんな時間、起きなきゃ。眠い……」

そう呟きながら、毎日朝を迎える私。

今日もカーテンの隙間から眩しい光がコーヒーカップを突き抜ける。

ゆっくりと口にカップを近づける。


私は、立花舞香36歳。一人暮らしにはすっかり慣れてしまった…というより、今はむしろ一人を好む。

両親ともすっかり疎遠になってしまった……
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