私は年下彼氏のヒモウーマン『完』
私はなんだか惨めな気持ちになっていた。
それに、今更、この生活が上手く行くのか不安で辛く悲しくなった。


私は本当にこの人のこと、好きなの?
ただ助けてもらい甘えてるだけじゃないの?
他に誰もいないから?

私は自問自答を繰り返した。



「舞香、どうした?やっぱ寝れなかった?」



私はハッとした。
気づいたら目の前には美味しそうな目玉焼き、食パン、サラダが用意されていた。


「あ、大丈夫。ありがとう。いただきます。」


左手で食べるのもすっかり慣れてきていた。右手は全くダメだけれど…









「ごちそうさま。」
2人の初めての朝は終わった。






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