幸せな日々に終わりを告げよう


お昼のぬくぬくとした陽気に包まれ、うとうとして隣に座る彼の肩に頭をあずけると、彼も頭をあずけてきて、傍から見た二人の姿を想像してふっと吹き出すと、彼にも伝染してははっと笑う。

目を閉じた瞬間、唇にぷにっとした触感が走り、目を開けると彼のふにゃっとした笑顔。

愛おしさが溢れて抱きつくと、彼は優しい手つきで頭を撫でてくれて、抱きしめ返してくれた。

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