ちゃんと、食事しる! ☆ Kingの生きる道☆
数年前の話です。
実家の近所の、私の社服をよく直してくれたKさん。
旦那様が胃癌で余命三ヶ月と言われ、病院よりも自宅で過ごす事を選び、
旦那様の世話をしながら、いつでも明るく誰とも接していました。
ある日、救急車が近所で停まった時、そのご夫婦を知る近所の誰もが
『旦那さんだねぇ…。』
そう思っていました。
奥様でした。
脳卒中で、余命を宣告されていた旦那様より早く、一足先に旅立たれたのです。
不謹慎ながらも、通夜に集まった交流のあった奥様達は、
『全くもぅ…旦那さんの迎えまでしなくたって良かったのにねぇ…先に逝って待ってたかったんじゃないの?あの人らしいね。』
そう言ってみんな、笑い飛ばした明るい お通夜になったのです。