ちゃんと、食事しる! ☆ Kingの生きる道☆


病院へ着くと駐車場から入口までの間が工事中で、いつもの道が封鎖されていた。


警備員に道を尋ねようと

「入院の…」まで言った時に事件は起きた。


『私はこの工事の警備をしているだけなので、わかりません。』


はぃ、そんな事は知ってますよ?


人の話は最後まで聞きましょうか?


「すみません。話、最後まで聞いて頂けます?入院の入り口までは、どの道を通ればいいですか?」


『皆さん、そこをグルっと回って行かれますよ?』とボディランゲージ。



何だ?その口の聞き方はっ!だったらそれなりの交通整理せんかい!


って気持を抑え(笑)


今度は入院入口の警備員さんに、退院の際に駐車禁止となっている場所を使っていいか聞いてみた。


『どうぞ、どうぞ。お荷物とか歩行とか大変ですよね?乗り降りの間であれば、運転手さんがいてくれれば大丈夫です。』


先程の警備員さんの分が相殺されてお釣りも来そうです。


退院に向かう前に、後から嫌な想いをしなくて済みました。


入口の警備員さん、ありがとうございます☆


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