テレビの感想文

その岩崎は、近くに江美がいるとは知らず、自分に彼女がいること、さらに江美とは付き合っていないことをぺらぺらとしゃべってしまう。岩崎にとって江美は、遊びだったらしい。

真実を知った江美はその場にいられなくなり、店を出ていくのだけど、そのとき岩崎が江美に気づくのだ。でも、「あっ」と言って、立ち上がりもせず、見てるだけで終わり。別に、追いかけて謝ることもない。わざわざそこまでするほどの人ではない、というのがわかる。

橋の上を走りながら、江美は
「私の人生どうしていつもこうなっちゃうの？！」
と半分泣いているような声で、心の中で吐き出すんだけど、
しまいには「ああああ、ああーっ！」と口から声が。少し狂気じみてる。

自室のテーブルの上は、物でごちゃごちゃになっている。江美、スマホでレター先生に相談。

この、レター先生役の橋本マナミさん、いつもうっすらと微笑んだ表情をしているんだけど、その表情がいかにもつくりものに見えるっていうか、不気味さを感じる微笑みなんですよ。いますよ、こういう、何か違和感あるなと思わせる笑顔の人って。