テレビの感想文

その逆で、「私の話聞いて！」と朝からみんなに電話をかける友美。
確かに、話を聞いてもらいたくなるようなことがあったとはいえ。電話かかってきたほうは、皆、ちょっと戸惑っている感じ。

その友美が香織の家に押しかけるという、女友達でもそれはアウトだろう、というシーンがありました。前もって「いまから行く」と伝えておくこともなく、突然に。

急に来られた香織。家の中には、さっきまでいちゃしいちゃしていた、ベッドで寝ている貴志が。あ、バレたらえらいこっちゃ。（笑）
しゃべりながら玄関を通過し、家の中に入ってくる友美。

このシーン、怖かったな。
女の人ならわかると思うんですけど、いますよね？　人との距離感を強引に縮めようとする人って。
自分のこと、なんでもわかっていてほしい。だから、相手のこともできる限りわかっておきたい。
言葉にしてみると一見、いいことのように見えるけど、どちらかが一方的に強くなると、こういう怖いことも起きる。女の友情に限ったことじゃないですね。

友達でも、恋人でも、自分のことわかってくれる人がいるって素敵なことですけど、なんか、この友美のしゃべりながら家に入ってくるシーン、ちょっとホラーな感じがしました。