一輪の花に寄り添う蝶

No.11

夏休みも終わりみんなの肌もよく焦げた頃、鳳の行動は変わり始めた。






「望、あと3日でここ離れるよ」







「はい、、、そうですよね」









「何も思うな。辛くなるのは自分だ。私にはもうそんな感情はないからそんな顔しなくていい」









しんみりとした空気の中大声で話しながら歩いている先輩がいた。








案の定、ぶつかってしまった。








「チッ)いてーな」







「誰だよってプリンセスじゃん」

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