一姫ニブス。~世界で一番大嫌いな姉~
友達じゃない友達
一キーンコーンカーンコーン一
チャイムと同時に
担任の先生が教室に入ってきた。
「起立、礼、着席」
日直の男子の声が教室に響く。
「じゃあ出席とるぞ~。
安達、宇野、大平、小野寺………」
名前を呼ばれてクラスの生徒が一人ずつ返事をする。
「松野」
「はい…」
蚊の鳴くような声で小さく返事をする。
3ー2組
中3になってまだ1ヶ月。
ほとんどの子達が顔馴染みの中で、
中3になってもいまだに馴染んでないのは
私だけかもしれない…。
チャイムと同時に
担任の先生が教室に入ってきた。
「起立、礼、着席」
日直の男子の声が教室に響く。
「じゃあ出席とるぞ~。
安達、宇野、大平、小野寺………」
名前を呼ばれてクラスの生徒が一人ずつ返事をする。
「松野」
「はい…」
蚊の鳴くような声で小さく返事をする。
3ー2組
中3になってまだ1ヶ月。
ほとんどの子達が顔馴染みの中で、
中3になってもいまだに馴染んでないのは
私だけかもしれない…。