学園バトル! ヤンキーねーさんに恋する俺
え?喧嘩しないといけないの?
お知らせします!
題名通りやっと東西争います!
詐欺だ!と思っていたそこの貴方!
どうか、2人を最後まで見守ってやってください。
(最終回じゃないですからね!)
ではではスタート!!!



ああ、初のお出かけは失敗に終わった。
もうグレるからな!俺!
(もうグレてるだろーが!というツッコミ募集!)

それにしても。
あそこまで怒らせてしまったら、仕打ちがえげつなさそう。
どっかで聞いたことがあるんだよな。
「喧嘩で負けたら、坂本さんにボコられるから、勘弁してください!」
ってゆーセリフ。

きっとそのセリフ言ったの、俺がボコッたやつだな!!多分!

つまり……俺は、言葉の選択肢を間違えたという罪でボコられんのか!?

ぺコン

と、着信音。
坂本彩からだ。

ー今日の放課後
、10人ほど部下を連れていつもの空き地へ来い。まとめて1人で相手してやるー

こっわ!

そうだ……こいつ、男顔負けの強さだったなぁ。

俺も何回か危ない目にあった。
決して負けは認めないけど!


しょうがない。
行くか!



「遅かったな、馬鹿。」
「黙ってろよ」

本当にいつも通り、ボコボコにしないといけないのか?
付き合ってるだろ。

なあ、坂本彩。
お前にとって、俺はどーゆー存在なんだ?

「下僕を何人連れてきた?」
「10人」
「まとめて、かかってきな。あたしが全員潰す。」
相変わらず、セリフが恐ろしい!
本当にピアノを弾いていた人と同一人物なのか!?

そして、試合という名の喧嘩開始。
俺が連れてきたのは、雑魚だったから、秒で、みんなやられた。

「最後はボス対決ってことで。いい?馬鹿野郎」
「いいぜ」
良くねぇ!てか、その馬鹿野郎いる!?

ずんずんと奥へと進む。

ドラム缶の裏にやってきた。



まさか、ドラム缶に俺を叩きつける気なのか!?

え、ちょっと!!
思いっきりネクタイ閉めてくるじゃん!
首しまるうう!

グイっ


体が前のめりになる。
あいつがしゃがむ。
さらに前へ倒れる。

顔が、目の前に……。




チュッ……




ちゅ!?


「はい。あんたの負け。」

え!



何事も無かったかのように立ち上がるアイツ。

「今回はこの辺にしてあげる。全員10秒で、逃げなかったら
しらみ潰しにするから!はい、10ー!9ー!」
カウントダウンはやっ!

混乱する頭を持ち上げて、急いで逃げるのであった。



今、何が起きたのか、誰か俺に説明してくれーーー!
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